パナマ大統領 Wikileaksのターゲットに

パナマ大統領のリカルド・マリネッリ氏（Ricardo Marinelli）が、政敵に対するスパイ行為を米国ワシントンに求めていたことが２６日、Wikileaksにより暴露された。同国の米国大使館の文書を証拠とした告発だが、大統領本人はこれを否定している。

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国際指名手配の米国人 コスタリカーニカラグア国境で逮捕

２７日午前、コスタリカの安全保障省広報官ホルヘ・プロッティ氏は、パナマからの要請でインターポールに国際指名手配されていたテキサス州出身の米国人、ウィリアム・アドルフォ・コルテス（William Adolfo Cortez）容疑者と、妻のヘナ・セアーナ（Jena Seana）容疑者をコスタリカーニカラグア国境間で逮捕したと発表。コルテス容疑者らの身柄は現在ニカラグアに拘留されており、数時間後にコスタリカ、またはパナマに国外追放される手筈だという。コルテス容疑者らの容疑は、コスタリカ国境にほど近いパナマ西部のボカス・デル・トーロ県に所有する不動産から、米国人と見られる遺体（２体）が発見されたことによる殺人罪。また、公表はされていないものの、コルテス容疑者が別の場所に所有する不動産にもパナマ人とみられる遺体（２体）が埋葬されていたという情報があり、複数の余罪があるものと思われる。

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パナマの貧困層 32.7%に激減

２０日の報道によると、中米パナマの貧困率は2008年度32.7%だった。2003年度の36.8%から、５年間で大幅に貧困率を下げた。極貧層の割合も16.4%から14.2%に減少したと見られる。パナマは近年、大きな経済成長を続けており、０８年の経済成長率は9.2%、０７年は11.5%、０６年は8.5%、０５年は7.2%となっている。世界経済危機で揺れた０９年も3%程度のプラス成長を見込んでいる。しかし、中南米が着実に力をつける中、日本は停滞が続いており、中南米地域における日本の相対的な地位の低下がますます危惧される事態となっている。

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