インフレ率13万60％ IMF予測値はその10倍 [ベネズエラ]
28日、ベネズエラ中央銀行は昨年のインフレ率が13万60％に達したと発表。同国の経済は2013年から2018年の間にほぼ半減し47.6％縮小した。ベネズエラ中央銀行は3年前、公式統計の公表をやめており、ベネズエラ中央銀行が経済指標を発表したのは3年ぶりとなる。
しかし、国際通貨基金（IMF）はベネズエラの2018年インフレ率を137万％（予測値）としており、今回のベネズエラの発表はIMF予測値の約10分の1の数値となることから、その信憑性が問われている。更にIMFは、ベネズエラの今年のインフレ率が1000万％に達すると予測している。
しかし、国際通貨基金（IMF）はベネズエラの2018年インフレ率を137万％（予測値）としており、今回のベネズエラの発表はIMF予測値の約10分の1の数値となることから、その信憑性が問われている。更にIMFは、ベネズエラの今年のインフレ率が1000万％に達すると予測している。
タグ：経済
野党活動家 釈放 [ベネズエラ]
12日（ベネズエラ現地時間）、ベネズエラ政府は「ベネズエラの平和を乱し、暴動を引き起こす」として四年間にわたり拘束していた野党の政治活動家ロレン・サレーLorent Saleh氏（30）を釈放。13日（スペイン現地時間）、サレー氏はスペインのマドリードに到着した。
タグ：政治
チャベス政権の関係者 マドリードで逮捕 [ベネズエラ]
25日（現地時間）、スペインの首都マドリードで、ベネズエラの故チャベス前大統領の安全責任者と看護責任者が逮捕された。ベネズエラ当局からの要請を受けたもので、２人はパナマ文書に関与した疑いがもたれている。なお、2人は夫妻の関係とされる。
マドゥロ大統領 対外債務の支払について報告 [ベネズエラ]
5日、ベネズエラのマドゥロ大統領は対外債務の状況について報告し、「既に740億ドルの債務を支払った」と発表。債務の支払時期については明らかにしていないが、10月から続くハイパーインフラに対する措置としている。
チャベス政権 アンドラで資金洗浄か [ベネズエラ]
スペインの日刊紙エル・パイス紙は、ベネズエラのチャベス政権（1999～2013）が、アンドラ公国の金融機関を通じ、外国企業を仲介するために2000万ユーロを超える違法手数料を受け取った報道。少なくとも10人の元閣僚が関係しているとし、アンドラ公国の当局が捜査を始めている。
マドゥロ政権 野党連合と対話の動き [ベネズエラ]
15日、ベネズエラのマドゥロ大統領は、ドミニカ共和国で行われた一連の会合で、ベネズエラの野党連合（MUD）と対話を行う意向を明らかにした。今月27日に政府代表団を派遣するというが、野党連合の指導者らは不信感を露にしている。
タグ：政治
三か月間の抗議デモ 死者92人に [ベネズエラ]
７日、ベネズエラで野党による反政府抗議デモが再開し、カラボボ州では数時間にわたり道が塞がれる事態となった。抗議デモは軍によりゴム弾や催涙ガスで鎮圧されたとのことだが、16歳の少年が銃撃で死亡したという。およそ三か月間続く一連の抗議デモは、マドゥロ政権の憲法改正の動きに反対したもので、一連のデモによる死者は92人となった。
デモによる死者 ６０人に [ベネズエラ]
22日、ベネズエラのエルネスト・ビジェーガス情報相は、４月１日以降、政権支持者によるデモと反政府デモによる死者の合計が60人に達したと公表した。検察側も、一連のデモによる死者が少なくとも49人に上ることを発表した。
ベネズエラ－コロンビア国境 一時解放 [ベネズエラ]
ベネズエラのマドゥロ政権によって、およそ１年前に閉鎖されたベネズエラ－コロンビア国境が、１３日、再度一時解放された。物資が不足するベネズエラ側の国境には、コロンビアの都市ククタに向かう数千人のベネズエラ人が列をなし、薬や食料を求めて買い出しに向かった。
ベネズエラがコロンビア国境を閉鎖 [ベネズエラ]
１９日、ベネズエラ軍兵士３名とベネズエラの民間人１名が、北西部タチラ州にあるコロンビアとの国境地帯で麻薬密売人に襲撃される事件が発生。これを受けて、２１日、ベネズエラのマドゥロ大統領は、コロンビアとの国境を閉鎖し、非常事態を宣言した。国境の閉鎖は６０日とし、更に６０日延長される用意があるという。
Ｓｏｌ Ｎａｃｉｅｎｔｅ さん
QRコード
