大統領再任で暴動 [パラグアイ]
31日、パラグアイの首都アスンシオンで、オラシオ・カルテス大統領の再任に反対する野党のデモが暴動へと発展。国会議事堂が攻撃され、建物の一部が炎上した。逮捕者は211人となったが、既に90人は釈放されたという。また、デモに参加した野党支持者の若者が、警官の銃撃を9発受けて死亡する事件があった。これに絡み、1日、カルテス大統領は、内務大臣と国家警察の長を更迭した。
ベネズエラ パラグアイで反乱を扇動か [パラグアイ]
28日、フェデリコ・フランコ大統領によるパラグアイ新政権は、ベネズエラ側に軍による反乱を扇動する動きがあることを告発。パラグアイ政権は、ベネズエラ外相のニコラス・マドゥーロ氏(Nicolás Maduro)を首謀者と推定しており、22日に罷免された前大統領のフェルナンド・ルーゴ氏を援助する目的があるとみられている。
児童労働者にカポエイラ指導 [パラグアイ]
パラグアイの首都アスンシオンのバスターミナルで、ブラジルのNGO団体カジェ・エスクエラ(路上の学校)が、児童労働者に対しカポエイラの指導にあたり、現地の話題を呼んでいる。パラグアイでは、多くの未就学児童が労働階級として搾取されている。音楽と舞踊の要素を持つカポエイラは、児童の護身術としてのみならず、情操教育としての効果が期待されている。
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