スペイン EUで2番目に不公平 [スペイン]

国際NGOオックスファム(Oxfam)の報告によると、現在、スペインは「EU圏内で2番目に不平等な国」であるという。理由としては3人の富裕人が、国内の20%を占める900万人の所得下位層の財産の倍額を所持しているためだという。また、国内の所得下位30%を占める1,400万人近い人たちの収入が、国内の所得上位20人とほぼ釣り合う形となっている、とのこと。

オックスファムは、スペインにおける所得格差は「明確に政治の問題」と指摘しており、スペイン社会が2層化してしまっていることに警笛を鳴らしている。スペインの所得上位20人は、昨年、財産を122億2,600万ユーロ増やしており、この20人の財産は今年3月までに913億2,000万ユーロに達する見込み。

この報告は本日30日、50ヵ国以上に配信される予定。行き過ぎた資本主義は、「貧困との戦いを数十年後退させる要因となりうる」と警告している。ちなみ同報告によると、「地球上で最も不公平な地域は、ラテンアメリカとカリブ海諸国である」とのこと。
タグ:社会
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