ニカラグア最高裁 大統領連続再選を認める [ニカラグア]

19日、ニカラグア最高裁は、同国の憲法で定められた大統領連続再選の禁止条項を無効とし、連続再選を認める決定を出した。ニカラグア最高裁は、大統領の連続再選の禁止が、法の下の平等に反するとしている。同法廷は6人の裁判官の内、野党系の3人が国外にいるなどの理由で出席できなかったため、裁判長が与党系の3人を代理として起用。与党系6人による全会一致の決定となった。同法廷の決定については、ニカラグアの現地NGOなど、各種団体が「大統領連続再選の許可は、オルテガ大統領が独裁者への道を踏み出す第一歩だ」と激しく非難している。中南米では、ベネズエラやボリビアを始め、左派諸国を中心に大統領連続再選の合法化が進んでいる。6月28日にホンジュラスで発生したクーデターも、大統領を罷免されたセラジャ氏が、大統領再選のために憲法改正を試みたことが引き金となった。
タグ:政治
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