カタルーニャ州で人間の鎖 独立運動が新たなる局面へ [スペイン]

11日、スペイン・カタルーニャ州で独立を求め、“人間の鎖”が現れた。フランス国境の町で、フランスのピレネー=オリアンタル県の町でもあるペルトゥス(Pertús)から、カタルーニャ州最南部の町アルカナル(Alcanar)まで、カタルーニャ86の自治体の海岸沿いを、南北380km縦断する形。カタルーニャ州政府の発表では、参加者は160万人に達したとのこと。参加者は各々、カタルーニャ独立旗を掲げ、海岸沿いの他、バルセロナのサグラダ・ファミリアやカンプ・ノウ(FCバルセロナのホームスタジアム)、フィゲラスのダリ美術館などでも独立を求めた。9月11日はカタルーニャの記念日(Diada)で、毎年、独立を求める動きが活発化する。今回の“人間の鎖”は、1714年の同日、スペイン王フェリペ5世にバルセロナが占領されたことを忘れまいと企画されたもので、参加者は17時14分に手をつないだ。
タグ:社会 政治
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