欧州諸国 スペインへ労働環境の改革を要請 [スペイン]
23日、ユーロ圏の経済大臣らはスペイン新政府に対し、“スペインの容認しがたいレベルの失業率”を引き合いに、労働改革のスピードを速めることを要請。特に若年者層の失業率に対し強い警笛を鳴らしている。また、スペインの財政赤字の縮小に対する取り組みにも言及し、“これ以上の時間稼ぎをしない”旨要求した。スペイン中央銀行(Banco de España)は、2012年、スペインの国内総生産が1.5%落ち込むことを予測し、さらには2012年の失業率が23.4%、2013年の失業率が23.3%となることを予測している。23日同日、IMFのクリスティーヌ・ラガルド理事(Christine Lagarde)は、欧州がスペインとイタリアに対する資金援助を拡大することを求めた。
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