コスタリカ ニカラグアを安保理で告訴か [コスタリカ]

12月1日、コスタリカのレネー・カストロ外相(René Castro)は、ニカラグアによって10月21日に侵略された同国北東部のイスラ・カレーロとサン・フアン川一帯について、一両日中に国連安保理に告訴する決断を下した。コスタリカはハーグの国際司法裁判所や米州機構を通じて同問題の解決を試みていたが、正規の軍を持たず永世中立を掲げるコスタリカをニカラグアは“与しやすい相手”とみなし、米州機構の度重なる勧告にも応じず軍の駐留を続けている。一方、コスタリカのチンチージャ大統領は「ニカラグアによるこれ以上の領土侵略は許さない」と“怒髪天を突く”様子で武装警官らを国境地帯へ大幅に増派し徹底抗戦の構え。両国の緊張が一段と高まっている。
タグ:政治
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