エクアドルでクーデター発生 大統領が幽閉状態 [エクアドル]

30日午前、エクアドルで国家警察と軍、野党によるクーデターが発生。議会や空港は軍により占拠されている。ラファエル・コレア大統領は警察病院に連行され、反乱軍に包囲された状態で誰も近付けない。外務大臣は広場で民衆に演説し、大統領を救うべく蜂起を呼び掛けている。
クーデターは警察による新法反対の抗議行動とデモから軍を交えた反乱へと発展したが、クーデターは突発的なものではなく入念に計画されたもの。コレア大統領は警察病院に連行される前に、議会の一室から電話にて公営ラジオにクーデターの発生を伝え、民衆に団結を呼びかけた。議会を占拠している軍はおよそ120人、空港を占拠している軍はおよそ150人とみられ、軍の指揮官は「我々が大統領の権限を代行している」としている。エクアドルの首都キトでは既に暴動が発生し、現在までに1名の死亡と1名の負傷が確認されている。なお、足に怪我を負っているコレア大統領は病院に連行される際、杖をついており、ガスマスクを装着していた。
今回のクーデターを受けてOAS米州機構は臨時会合を開き、参加各国がエクアドルのクーデターを非難。民主主義への支持を表明した。
タグ:政治 事件
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