南米で記録的大寒波 ホームレスに危機 [アルゼンチン]

南米で発生した記録的な寒波により、19日現在までに80人を超える死者が報告されている。死者の主な内訳はペルーで42人、ボリビアで18人、アルゼンチンで13人、パラグアイで5人となっている。主な死因は低体温症と二酸化炭素中毒によるもので、寒波の影響は8月まで続く見込み。ブラジルの熱帯地域やチリでもマイナス15度を記録している。アルゼンチンをはじめとする南米では、日本に先駆けて規制緩和を過度に推し進めた結果、大量の若年失業者が発生。特にアルゼンチンでは多くの若者がホームレスとして段ボール回収作業に従事しており、生命の危険にさらされている。某NGOの独自調査によると、現在アルゼンチンの給与格差はおよそ26倍。北朝鮮を超える貧富の格差が生じているという。個人の努力だけでは這いあがれない貧困の固定化で苦しむ若年ホームレスに、今回の寒波はさらなる追い打ちとなって襲いかかっている。
タグ:災害
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