ドミニカ共和国でハイチ復興会議が行われる [ドミニカ共和国]
3日、ドミニカ共和国のリゾート、プンタ・カナでハイチ復興支援会議が閉会された。ドミニカ共和国のレオネル・フェルナンデス大統領は閉会の挨拶で、ハイチの2010年度財政赤字を埋める資金2億6,200万ドルが集まったほか、78億1,500万ドルの資金援助の公約、各国機関から11億5,000万ドルのドネーションが寄せられたことについて発表。会議が成功裏に終わったことを海外にアピールした。ドミニカ共和国はハイチ復興支援を通じて存在感を増しており、発展著しい同国の様子も対外向けにアピールした。ドミニカ共和国をはじめ、日本が従来「開発途上国」と見なしていた国が、世界経済危機の影響を受けずに成長を続ける・または世界経済危機から既に脱出するなど、日本と開発途上国の差が急速に縮まっている。ドミニカ共和国の発言力の増大は、日本の国際的発言力の低下と対照的だ。
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