サマランチ前IOC会長 死去 [スペイン]

21日、ホアン・アントニオ・サマランチ前IOC国際オリンピック委員会会長が心臓疾患のため、18日の夜から入院していたスペイン・バルセロナの病院で死去。89歳だった。サマランチ氏はオリンピックの黒字化に多大な貢献をし、IOCの終身名誉会長となった。一方でオリンピックと金を巡る腐敗体質を助長したとの批判も近年あったが、いずれにせよIOCで多大な影響力を持った人物の死に、多くの人びとが故人の功績を偲んでいる。1991年にスペイン国王から「サマランチ侯爵」の爵位を与えられた同氏の死を悼んで、明日、スペイン・カタルーニャ州政府は、州政府庁舎で故人の葬儀を盛大に行う予定。午前10時半から州庁舎のサン・ジョルディの間でセレモニーを行い、12時から一般の参列が行われるという。
タグ:スポーツ
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