エルサルバドル ALBA加入を拒否 [エルサルバドル]

9日、エルサルバドルのフネス大統領は会見で、主にベネズエラとキューバが提唱しているボリビア同盟ALBA(Alianza Bolivariana para los Pueblos de Nuestra América)への加入を拒否。アメリカとの戦略的互恵関係を優先するとしている。ボリビア同盟ALBAは、反米諸国を中心にベネズエラ、ボリビア、キューバ、エクアドル、ホンジュラス、ニカラグア、イギリス連邦ドミニカ国、アンティグア・バーブーダ、セントビンセント・グレナディーンの9か国で構成されている。
先に開かれた第7回ALBAボリバル同盟サミットで、加盟9か国は、域内仮想通貨スクレ(Sucre-Sistema Único de Compensación Regional)を制定し、2010年1月1日から履行する事を決めた。スクレの導入は、米ドル基軸体制からの脱却を図り、中南米・カリブ地域における米国の影響力の低下を狙っており、ベネズエラのチャベス大統領などが、導入に積極的な姿勢を示している。
またボリビアは、ALBA貿易統合機関グランナシオナル(大国家の意)ALBA-Eximの創設を発表。5つのALBAグランナシオナル会社の創設を図るとしている。5つのグランナシオナルは、アルミニウム会社、鉄鋼会社、資源調査研究機関、冶金会社、鉱山会社で構成される。ALBAはベネズエラの首都カラカスに中央銀行を持ち、中南米・カリブ地域で頭角を現すベネズエラの動きが注目されている。
タグ:政治 経済
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