先住民による抗議行動でグアテマラ全土が停電

１１日、グアテマラで先住民が抗議活動を起こし、グアテマラ全土に停電を引き起こした。停電は１１日の午後６時に発生し、グアテマラの経済活動はおよそ２時間にわたりストップした。抗議活動を起こした先住民は極貧の生活を強いられており、スペイン人の協力のもとに抗議活動を展開。抗議活動を先導したスペイン人は“エル・モンヘ（修道士）”と呼ばれ、「２１世紀のゲリラ戦が始まった」と発言。抗議活動を起こした先住民は、1996年に締結された、先住民の人権保護に関する協定を守るよう政府に求めており、「もし政府が約束を守らなければ、30万の先住民が武装蜂起する。政府の人種隔離政策により、多くの幼い子供たちが腕の中で死んでいった」と発言しているという。

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